Academic
Babywearing
Conference 2023

アカデミック ベビーウェアリング カンファレンス 2023


2020年のオンライン開催から3年ぶりとなりました!
ベビーウェアリングに関する学術研究会、第6回目を開催します。

抱っこやおんぶ は心理学や小児科学、歴史、民俗学等から語られることが 多いので すが、第6回目のカンファレンスでは、抱きやおんぶを通じた身体接触、顔面の近接、話しかけや歌唱などが、子どもの発話(または他の発達)にどのような影響があるかについて様々な面からの検討を知見として得ることを期待しております。


[全体テーマ]

『ことばがうまれるとき』


[開催日程]

2023年11月25日(土)10:00~17:00
2023年11月26日(日)10:00~16:00

[会場]

東京大学本郷キャンパス

本郷アクセスマップ
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html

東京大学本郷キャンパス 福武ホール 地下2階 ラーニングシアター
(東大赤門 入って左側 すぐ)
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_03_j.html


[プログラム]

基調講演:
ホモ・サピエンスの子育ちと子育て―身体と物と環境との相互作用による発達進化
 竹下秀子 教授
 追手門学院大学 心理学部

抄録:
私たちは現生霊長類の一種であり、ホモ・サピエンスを種名としている。30~20万年前にアフリカに起源し、10数万年前に出アフリカしたらしい。数万年前には地球上に生息する唯一のヒトとなったため、自らの出自を理解するには、現生の霊長類種との比較が重要な方法となる。私自身は現生で最近縁のチンパンジー、ボノボ等の参加を得て、発達初期からの行動や母子のかかわりの異同を探る研究に携わってきた。本発表では、これまでに関与したプロジェクトを通じて、1)赤ちゃんの生まれ方、育ち方と育てられ方、2)身体と物との出会いと言語、について理解してきたことを紹介したい。樹上に生活域を得て、集団を構成し、森林から仲間とともに出でて、長い旅路を生きてきた。大きく生まれてゆっくり育つ子とともに、新しい環境に出会い、挑戦してきた。ここに、いま、共存する私たちのコミュニケーションのあり方にも繋がる話題提供となるよう努めたい。


講演:
『人の発達基盤としての音楽性と身体性~赤ちゃんを包む音のエコロジー~』
 丸山 慎 教授
 駒沢女子大学 心理学類

抄録:
人の生命活動は常に音に囲まれている。身体と環境との動的な関わりのなかで、私たち自身もまた様々な音の発生源になっていく。日常世界にあふれる多くの音は、その発生に伴う事象や運動を特定する情報に満ち、何かを伝える「意味ある音」となる。つまり、こうした「意味ある音」の発生のさせ方(すなわち身体と環境との出会わせ方)に習熟していくことが、人のコミュニケーション行動を発達・洗練させていくのである。今回の講演ではまず、このような音の知覚や音によるコミュニケーションについての基本的な視座を「生態学的心理学」や近年の発達研究の成果に依拠して提示する。そこからさらに展開を試み、音(音楽を含む)に包まれる体験が、人の文化的学習や共感的なつながりをもたらす基盤となりうることを「コミュニカティブ・ミュジカリティ(共同的音楽性)」という理論的な動向を交えて考察する。以上をもって、「音楽性」と「身体性」を端緒として「音のエコロジー」をひも解き、その拡がりと人間の発達との関わりについて議論していく。


『親子の脳・こころの育ちを支える身体感覚とコミュニケーション』
 松永倫子 博士(日本学術振興会 PD特別研究員)
 大阪大学大学院 医学系研究科

抄録:
ヒトは生まれて間もない時期から、他者と身体を密に接触させ、視線や表情、声や匂いなど、多様な感覚刺激のシャワーを浴びてコミュニケーションをとりながら、ヒト特有の心や脳を発達させていく。脳の発達には「感受性期」と呼ばれる、養育者や環境の影響を大きく受ける特別な時期がある。近年、身体ー心ー脳の発達をつなぐ「腸内細菌叢」の発達にも、重要な時期があることが明らかになってきた。こうした脳や腸内細菌叢の変化は、子どもにとって重要なだけではなく、妊娠・出産・産後の子育てを通して養育者の心や脳もはぐくむ。生後初期からの親子の心身を介したコミュニケーションが、なぜ・どのように親子の心や認知機能の発達に重要なのか、発達科学の視点から紐解く。また、科学技術を活かして子育てにおける利便性の向上や省力化を可能にする「ベビーテック」も近年社会に広まってきている。親子の幸福のためにどのように科学技術を活かしていくことができるのか、みなさんと共に考えたい。

 


企画:ミニシンポジウム
「支援現場から眺める コロナ禍を越えた子育ての今」


抱っこひも安全協議会参画メーカーによる
国内流通抱っこひもの展示・試着会

 

他、当会会員による活動発表、当会活動展示、懇親会(25日)など

発表日時・事例研究発表の詳細はこちらから
▶ プログラムのご案内

※講演内容、スケジュールについては当サイト・SNSにて随時更新いたします。 


[参加費・お申込み方法等]

参加費:
2日間通し券(1日券はございません)[定員:170]
(一般)10,000円
(研究所会員)3,000円

~チケット販売中~
2023年9月18日~2023年11月25日(支払方法によっては11月24日まで)
Peatix イベントページよりお求めください https://peatix.com/event/3705960/view

※研究所会員は割引コードを確認の上ご購入下さい。

25日懇親会参加券 [定員:100]
(一般・研究所会員共通)5000円
※25日17:30~19:30に同会場にて立食形式の懇親会を行います。
 ケータリング提供:レストラン アブルボア

25日懇親会参加券 販売期間:
2023年9月18日~2023年10月25日(申込の都合上、1か月前を締め切りとしています)
販売期間を2023年11月15日まで延長します。
Peatix イベントページよりお求めください https://peatix.com/event/3705960/view

※各チケット定員数に達した場合、売り切れとなります。

お申込みについて、その他の新着情報につきましては、当サイトまたはだっことおんぶの研究所Facebookページ・インスタグラムにてご確認ください。(フォローいただくと随時通知が入るので便利です)
FB:https://www.facebook.com/babywearinglabo/
IG:https://www.instagram.com/babywearinglabo_japan/

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